• スマホのウィルス感染ルートと対処方法

    Posted on 8月 27th, 2023 admin No comments

    “パソコンやスマートフォンに対応しているセキュリティアプリをマルチデバイス対応というのですが、今ではスマートフォンのセキュリティアプリが大人気となっています。
    どうして今になって、スマートフォンのセキュリティアプリをインストールしている人が増えているのかというと、スマートフォンは安全に利用できるデバイスではなくなっているからです。セキュリティアプリをインストールすることでマルウェア対策になるのですが、マルウェア対策は感染させようとする「悪意ある第三者を意識していればよい」わけではありません。
    具体的には、過去にウィルス感染してしまう事例があげられます。大体のケースでは「サイトにアクセスする、ソフトをダウンロードする、広告をクリックする」といった、悪意ある第三者によって作られたサイト、ウィルスをふくむコンテンツに触れることで感染する・・・というのが、今までのウィルス感染のルートでした。
    ですが今では、「安全性が高いといわれているXcodeGhostでもウィルス感染は起きている」ので、公式サイト、企業が用意しているサイトなどにアクセスすれば100%安全・・・というわけではありません。ちなみに、このような問題が起きてしまう原因は「不明なソフトやアプリをインストールしているユーザーがいる」ためです。
    今では、このようなソフトやアプリがまぎれこまないように工夫されているため、あまり起きない出来事になっている・・・のですが、メールなどを通じて同じようなトラブルが起きることはあります。
    具体例をあげると、「Amazonなど大手の偽サイト」が該当するでしょう。Amazonというと、大手通販サイトのため利用者は数多くいます。このようなサイトはよく悪意ある第三者に利用されることが多く、有名なケースでは「アカウントが乗っ取られました。サイトにてご確認お願いします」というケースが有名です。
    アカウントが乗っ取られた、サイトのURL・・・どちらもウソの情報で、このようなサイトのことを「フィッシングサイト」といいます。最悪なケースでは、URLをクリックするだけで別のサイトに移動させられる、会員登録させられる、ウィルス感染するなどの脅威にさらされ、クレジットカードなど重要な情報を盗まれる恐れがあります。
    ちなみに、有料のセキュリティアプリをインストールしていると、「フィッシングサイトです」や、「脅威を確認できるサイト」としてクリックしたとしても、そこでクリックが反映されなくなるため安全です。有料のセキュリティアプリの多くはこちらの機能を有しているので、無料のセキュリティアプリをインストールするか、有料のセキュリティアプリをインストールするかで迷っている場合は、迷わず有料のセキュリティアプリをインストールしたほうがよいといえます。
    無料のセキュリティアプリには弱点があり、「精度が100%ではない」という問題をかかえているのです。つまり、新しい手法・ウィルス・サイトに対して脆弱なケースが心配されるため、ほぼ100%の安全性で信頼されているセキュリティアプリを導入する場合は、無料のセキュリティアプリでは不可能とさえいわれています。
    そのほかの注意点としては、「LINEやTwitterなどSNSに対応している」かチェックしてから、有料のセキュリティアプリをインストールするとよいでしょう。
    有料のセキュリティアプリは、すべてのメーカーで同様のものを作っているわけではありません。中にはSNSの対応力が低く、その代わりにフィッシングサイトを検知する機能が高いアプリもあります。また、有料のセキュリティアプリの中には価格が安く、その代わりに、ほかの有料のセキュリティアプリで見られる機能の一部をはぶいているアプリもあるのです。
    こちらについては公式サイトで詳細確認しないとわかりません。そのため、「Norton、Microsoftなど大手は同じようなセキュリティアプリを開発している」と思いこまずに、面倒でも機能の詳細をチェックしたほうが賢明でしょう。”

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